頭のいいコミュ障

どうも、丸山です。まずはおめでとうございます。
ということで今回は「頭のいいコミュ障」 というテーマで話をしていきます。

世俗的な意味でのコミュ障です。医学的な含みはありません。

 

コミュニケーションは技術ですから技術力がない人のことを障害とするのは変なんですが、コミュ障という言葉自体が標準語みたいな感じで伝わりやすいのであえてこの表現を使います。

 

はいコミュ障は頭がいいです。

いろいろ考えすぎてコミュニケーションを取ることが億劫になる。

頭がいいが故に先を考えることができてしまう。だからこそ会話をためらう。

 

現時点であまりコミュニケーションが得意ではないという場合には何か過去にきっかけとなった原因があるかもしれませんね。

 

嘲笑の的にされた、無視された、そういうことがあったのかもしれません。
同じことをしたらまた同じようになってしまうのではないかという先を考えすぎてしまう。

 

またそうした体験を覚えていられることも頭がいい証拠です。後先を記憶や知識ベースで考えることができる。考えられてしまうと。

 

ここで重要なのは考えることはできるけど行動に移さないのが頭のいいコミュ障の特徴です。やれば出来るのにやらない。

 

変化を望むならかつての自分がなにをどうしてきたかなどということは雑念でしかないです。変化前の事柄をベースに考えてもなにも変わりません。

 

ではどうしましょうか?

答えは簡単、アホになりましょう。

なんの冗談ですか?という声が聞こえてきそうですが真剣です。

 

というのも頭がいい状態は既に獲得していますよね。

であればアホになろうと思えばアホになれます。常にではなく技術を使って切り替えることをします。

 

より具体的に言うと、考える前に行動できる状態になるということです。

なにも考えずにとりあえず一回やってみるという行動パターンを獲得するということです。

 

振り切ってる例としてヤンキーやチンピラ。

卑下しているわけではなく敬意を持って言わせていただきますが、その辺のアホっぽいヤンキーやアホっぽいチンピラいますよね。

チャラチャラしてるような雰囲気の人。

 

そういう人がコミュ障なことってほぼないと思うんですよ。 1人でヤンキーやってる人ってあんまりいないじゃないですか。何人かで徒党を組む、集団でいることが多いですよね。

 

ということは程度の差はあれどコミュニケーションがしっかり取れているから集団で打ち解けているということになります。

 

それはなぜかというとなんにも考えてないからです。後先や他人の評価、周囲への影響、これらを意識したことすらないです。

コミュ障が気負っている全てを持っていません。

 

つまり素直で単純。子どもの心を忘れていない。

コミュ障を裏返すにはこの意識が非常に大切です。

 

なんにも考えてないから行動することにためらいがないんですね。

これを言ったらどう思われるだろうか、また前と同じように失敗するのではないか。

こういったことを思いもしない。なんでもとりあえずやってみる精神ですぐやる。

 

ヤンキーになるなんてことでは当然ないです。

誰からでも学べることはあります。

アホにならない頭のいいコミュ障はやる前に考えて行動しないので、アホになって後先考えず行動する思考回路を学びましょうということです。

 

どちらもやる技術があるに越したことはないじゃないですか。

頭のいいコミュ障の状態、すぐやるアホの状態、場面によって切り替えることができれば武器が1つ増えることになるんですよ。

 

すぐ行動するということに関してはアホと比べることなんておこがましいほどの誰もが知ってる企業の経営者たちというか、そういう人たちも軒並みに言ってますからね。

当然思考の次元が違って何も考えていないわけないので表現としては即座に様々なことを考え即座に決定を下す、即断即決という意味でですが。


はい、コミュニケーションもやってから考えた方が効率がいいじゃないですか。

頭で考えているだけだと実際の現実は何も変わらないことは分かりきってる。

 

頭がいいから考えることができてしまう、それの影響もあってやる前から駄目だできないとなる。そうではなくて、 あえてアホになって殻を破って考える前にやると。


最近読んだ本で非常に興味深い文言がありまして、 確かにそういう捉え方もあるなと感じた言葉をご紹介させていただきます。

 

知識は経験の準備である。

知識を伴わない経験は無教養に過ぎない。

経験を伴わない知識は哲学に過ぎない。

知識を得て、 それを経験して、さらに感情に取り込む。

 

はい、これはもうセットで使うものなんですね。経験と知識はセットで使うもの。

学んでいる知識、 話し方、言い方、言葉選び。

この頭の中にある知識を経験するために外に出す。

知識のある状態で経験をすると頭と体で理解をしているので感情にまで落とし込める。

 

ということで頭のいいコミュ障。

頭がいいが故に考えすぎてしまっていませんか?

アホになって考える前に行動してみるといいですよ。

その方が効率がいいし現実も変わりますよ。

知識経験感情。

 

今回は以上となります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。