会話の広げ方

どうも丸山です。まずはおめでとうございます。
ということで今回会話の広げ方というようなテーマで話をしていきます。
会話が途中で終わってしまう。沈黙が気まずい。どうやったら話をつなげられるんだろう。これを知っていたら安心して会話ができますよね。適当に話をして続いていけばいいんですけど中々そうもいかない。
 
これは結論から言うと、質問力を上げる。質問する力を身につけることです。
その質問する力、質問力を上げるにはどうしたらいいのか、それを上げることによってどうなるのか、なぜ会話が広がることにつながるのか。
これは一対一でも多人数であっても大体同じです。
 
会話には川のように流れがあります。
上流から一本の太い川があって、分かれ道で細い川に何本か分かれていき、場合によってはその細い川が下流で合流して再び太い川になる。
この会話の流れを作っていく人っていうのは質問をする人なんですね。
 
質問には質がありますが、単に聞くだけであれば簡単です。
これは語尾にハテナ?を付ければいいだけなんですね。語尾を半音上げればそれだけでハテナが付きます。相手が言った一部を拾って半音あげて繰り返せばそれが質問になります。
 
例えば上の文章でいうと「質問になります?」と繰り返せば、つまりね、とか、要するに、とより詳しい話を相手が続けてくれることになります。相手が続けてきたことに対してまたさらに繰り返して質問をする。オウム返し質問版みたいな感じです。ただこれだけをやりすぎると違和感が出るのでもう一つ。
 
単語から連想するもので別の場面に飛ばす質問があります。
例えば最初のフリが洋服の話。あなたが誰かと会話をしていると想定してください。
 
 
あなた「今日も洋服すごくおしゃれですけど普段どうやって選んでるんですか?」
 
相手「んーまぁ雑誌とかでいいなぁと思ったものを選んでるだけですよ。」
 
あなた「そうなんですね!<雑誌>っていうとお決まりのものがあるんですか?」
 
相手「そういうわけではないですけど、まぁ本屋に並んでるような普通のやつです。」
 
あなた「あ~本屋。<本屋>って言うとこの辺だとどこにありましたっけ?」
 
相手「近いところだと○○駅のとこじゃないですかね。結構大きいんですよ。」
 
あなた「そうか<○○駅>か。ランチなんかも結構あるところですよね?」
 
(会話の休息を挟む)
相手「確かそうだったような…」
あなた「もしかして詳しかったりします?」
相手「いやいやそんなことはないですよ。たまにしか寄らないんで。」
 
あなた「あ~<たまに>だとそうなりますよね。<本屋>あったんですねぇ。ちなみにいつもお昼ってどんなもの食べます?」
 
相手「特に決めてはないですけど麺が多いですかね。」
 
あなた「<麺>!ラーメンとかパスタとか?」
 
相手「まぁそうですね。結構好きなんですよ。」
 
あなた「あー最近はおいしいとこ増えてますもんね。いいお店あったら紹介してください。」
 
 
みたいな感じです。服の話で着地がご飯。会話に出てくる単語を拾って連想できる別のワードを質問にして相手に渡す。するとその質問に対しての答えが返ってくる。
つまり会話の流れを作っているんですね。他にも細かい技術はありますがここでは単語から連想できる別のワードという視点で見てみてください。
 
はい語尾にハテナを付けて半音あげて繰り返す。
単語連想で別場面に飛ばす。
 
これを使うことができれば疲れ果てるまでエンドレスで広げるなんてことができるようになります。あなたの思うように広げていけるわけです。
自分で広げられるということは、畳むこともできると。
 
今回は広げ方メインですね。それで質問力が大事なんですが、質問するとは言っても、
あなた自身がなんにも興味ないことに対して質問って湧きますか?それって聞きたいですか?
 
これは、興味のないことに疑問なんて出るはずない。興味のない無駄なことに時間を割くなんて耐えがたい苦痛ですよね。最も無駄な時間の使い方の1つですよね。
はいこう思っていたのは昔の私です。
 
ただこれは会話を広げるための技術ですから、あなた自身が会話を広げられるようにするためには相手が言っていることにたとえ興味がなかったとしても興味を持つということが必要になります。
 
質問を生み出すためには、語尾にハテナをつけて返すためには、あなた自身が疑問を感じる必要があります。
それはあえて疑問を持つ必要がある。どうしたらそのような考え方になれるか。
 
これは日頃からなんにでも子供のように疑問を持つ意識を持つということです。意識をしないと自分の興味のあること以外に質問って湧かないんですよ。疑問って湧かないんですよ。聞こうとも思わない。聞きたいとも思ってないから、聞かないわけです。
 
これを無邪気で素直な子供のようになんでなんでを繰り返すことで、徐々に自分を変化させていくんですね。
 
例えばコンビニ、誰でも行ったことあると思います。
入り口自動ドア。
これは何で自動で開く?いつから自動ドアって使うようになった?
中入って陳列されている棚。
どういう基準で置く場所とか決めてる?値段の表示って何で統一されてる?字の太さとかポップの大きさはなんで一緒?
ドリンクコーナー。
お茶はお茶、コーヒーはコーヒー、お酒はお酒、なんで分けてる?
置かれている棚の並び順。
入り口から入ってこういう順番にしているのは何で?
雑誌コーナーの本の並べ方。
とあるコンビニでは雑誌の棚は3段だけど別のコンビニでは2段であと1段は床にある、これってなんで?
 
コンビニ経営のビジネスやってたりだとか、近しい商売やってる人だとか、自分の興味のある分野、やってる分野のことであれば疑問が湧くのは必然だと思うんですけれども、全く関係のない状況だからこそ目の前のこと一つ一つに疑問を感じながら生活するんです。
 
何にでもこれを最初のうちは意識をするんです。
なんでだろうと興味がなくても意識をするようにする。
それを繰り返し、習慣化してやっていくわけです。
それを積み重ねていくと、今まで受け流してたものに対してそれって何で?って聞けるようになるんですね。そこに疑問を生ませることができる。
話してる相手にその疑問をぶつけたら相手はそのテーマについて話をしたいので、話をさせてあげることができるんですね。
 
はいということで会話の広げ方。
会話は川、流れは質問をする人が作る。
質問力を高める。
興味のないことに興味が出るように訓練する。
何にでも疑問が湧くようにする。
何にでも質問をするようにする。
 
以上となります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 
※音声配信したものを編集して文章にしてます。ご興味ある方はSpotifyで検索していただくか時折埋め込みしますのでよろしくお願いします。