キーワードは「あえて」

どうも、丸山です。まずはおめでとうございます。

ということで今日はキーワードは「あえて」というようなテーマで話をしていきます。似たような表現でわざと、演技、とありますがそれとは違います。そうではなくてあえてということですね。

誰とでも全く同じテンションで話をする、もしくはどんな場合であっても同じ声のトーンだとか同じ気持ちで話すとかそういうことってわざとしなくても、演技をしてるとかでなくても、あなたもやっているのではないでしょうか。

 

人と付き合っていく上であなた自身があえてそうしてるということですね。それを知ってか知らずかやってるわけですよ。家族と話をするときに凄い丁寧な敬語を使う人っていないですよね。外部の人と話をするときに全く敬語を使わないで話すだとかそういうこともしないと思うんですよ。

 

それは言うなればあえてそうしているわけです。誰でもやってることですがこのあえてというものにさらにもう一歩踏み込んで、あえてこうするということを意識してですね、技術として使うんですね。

 

一番よく誤解されがちなのが演技というようなことで、相手から見たら今見えてるあなたが本物なわけですよ。ということは相手の状況、相手に合うようにあなたがやっていたとしても、それは演技をしているのではなくてあえてそうしている。

 

演技をしてると決めることは相手にはできないんですね。決めるのはあなた自身なんで、そうではなくてそれはあえてやってるっていうような意識を持つっていうことが大事です。

まずは意識をして使う、ということはこれも技術だということです。

 

何でもそうですけど、初めは技術を使おうと思って使ってますよね。

歩くというようなことをするとき、歩こうと思わなければ歩かない。歩くっていう技術を使おうと思わなければそうしないですよね。意識してそこで初めてやることになる。

よっぽど同じことを何回も繰り返ししてると、それは技術という枠が広がって意識をせずともやるっていうところに入ってきます。無意識に気づいたらこうしてたっていうような。

 

例えば料理が苦手な人がいたとして初めのうちは意識をして包丁を握って、意識をして食材を切って、意識をして食材を煮るなり焼くなりして、最初のうちはそうして意識をして技術を習得していきますよね。

その技術を習得したそのあと、当たり前のようにそれができるようになったらそれはあえてやろうと思わずしてもあえてやってることになるわけです。

これは車の運転もそうですね。鍵挿してパーキングからドライブ入れてハンドル握ってアクセル踏んでタイミングのいいときにブレーキを踏んでなんていちいち考えないですよね。ただそれは技術を使ってる、あえて車の運転をしているというようなことに変換できるわけです。

 

ということはコミュニケーション、これも技術なのでその技術を使うときに、あえて相手と接している、普段からそうしてるんだというような意識を持つ。そうすると場面に応じて適切な反応、会話、そういったものができるようになっていきます。続けていくとそのうちに型、パターン、こういう時はあれだなと分かるようになります。無意識に、考えるより先に言葉が出るなんてことになるんですね。

 

言葉をね、話せる言語を話すっていうことは当たり前にできるじゃないですか。

あなた自身の生きてきた環境、知っている単語、話してきた言葉だとかそういったものでコミュニケーションを取るのが当たり前になってるはずですよね。

意見の違う、考え方の違う人間同士が接するわけですからそれは噛み合うはずがない。

にも関わらずどちらも気づいてない。あえてこういう接し方をしてると、そういうようなことは考えてないと思うんですね。

 

あえてやってるんだなということに気付いたり考えたりする。人間関係の悩みがあってとか、相手に考えてることが伝わらないとか、誰とも話せないとか、聞くとそれはそうだろうなと。

なぜならあえて今この状況でコミュニケーションを取ってるっていうことを意識してないから。

技術を使ってコミュニケーション取ってるんだっていうことが認識できればあなた自身の技術でそれらをコントロールすることが可能になるんですよ。

 

このあえてというそこに気づいてその意識を持ってれば、その場をコントロールすることができる。それはあなた自身のことも含めてです。

 

ということでキーワードは「あえて」。

あえてこういう言葉喋っている。今目の前の相手に対してはあえてこういうふうに接している。より円滑にコミュニケーションが取れる状況をあえて作る。その場をコントロールする。そういうようなね、意識をあえてということを考えて日々を過ごしていくと、そのうちになんにも意識をせずとも自然とあえての対応ができるようになりますよ。生きやすくなりますよ。と言うようなことです。

 

以上となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

※音声配信したものを編集して文章にしてます。ご興味ある方はSpotifyで検索するか時折音声埋め込みしますのでよろしくお願いします。