目の前のことに集中をする

どうも丸山です。まずはおめでとうございます。今日はですね、目の前のことに集中をするというようなテーマで話をしていきます。ということで、あなたは会話をするときに何を考えていますか?

 

どんな言葉を使ったらいいんだろうとか、相手から話しかけられたらなんて反応したらいいんだろうとか、そんなことですかね。

会話をするときに陥りがちな状況というものがあります。それは、自分のことを中心に考えてしまう、ということなんです。

 

どういうことですかっていうとこなんですけど、人は意識をしていないと、自分のことばっかり考えるんですよ。今誰かと会話をしているのに自分がどうしようかって考えている。これは意識を使って、今目の前のことに集中しないと、と引き戻すんです。

 

例えばお腹すいたなとか、体痛いなとか、自分の体に意識が向いていたり、頭の中で考えてるだけじゃなくて、爪噛んだり、手をいじったり、貧乏ゆすりしたり、自分のことを見たり動かしたり考えたりしてるんです。

 

それって相手からしたら、どう思われますかね?

もしあなたが逆の立場で、今まさに会話している相手に一生懸命話をしてるのに、相手はなんかあんまり聞いてないみたいな。実際聞いてるのか聞いてないのかというのは重要ではなくてそう見える。反応も薄いし聞いてなさそう。すごく軽く言うと聞いてくれよーって感じですね。すごく重く言うと二度とこの人には話さないって怒っちゃいますかね。

 

はい、という相手が今目の前にいたときに、その人に対してどういう感情を抱きますか。もっとこの人と話したいなって思いますか。思わないですよね。さらによろしくないパターンというか、これやっちゃったら一気に距離が離れますというようなことがあるんですけど、これは自分の話に持っていくということです。

よくありがちなことなんですけど、あなたが相手に対して自分のことを話すとするじゃないですか。今日あんまり寝れなくて、なんか食欲湧かなくて、とかなんでもいいんですけど。自分のことを話したとして、その相手が、いや実は俺もそうなんだけどってパターンですね。俺もなんか寝れなくてさ、私も食欲湧かなくてさ、と。

えー今私話してたのにってなりませんか?

 

どうですかね、今までの会話を振り返ってみて。こういう人って本当に多いです。

ストレートにあなたそれ自分の話してるんで辞めてって言ったら喧嘩になるんで、それは言わない方がいいんですけども、そういう人がすごく多い中で、もしあなたが今目の前のことに集中をして話を聞いたとするならば、どうなるでしょうか?どうなるかはぜひ実践して実感してください。

 

もし自分のことばかり考えていたという心当たりがあるのであれば、今日から相手に集中することを積み重ねていけばいいんです。何年何十年と生きてきた中で、それまでの積み重ねがすぐに変わることはないんですけども、じゃあどうするかってこれから積み重ねていけばいいんです。今目の前のことに集中をするっていうような会話の技術をこれから積み重ねていけばいいんです。

 

そうは言ってもいきなりはできない、自分のこと話しちゃうよーって人はどうすればいいのさ、というところですけど練習するといいです。

会話っていうと相手が必要だって思いがちなんですけど、練習であれば相手はいらないんです。イメージ、もっと言うと妄想。

自分以外のもう1人、自分と相手を自分1人でやる、1人で会話をしてみることです。身近にいる人を想像してもいいですし、架空の人物でもいいんです。例えば今目の前にコップがあるんですけど、これ素材がステンレスなんですよ。例えば

 

なんかこのコップって結構硬いですよね。

ステンレスだからじゃないですか。

そうかステンレスだからか。ちなみにコップって取ってがついてるじゃないですか。誰が取ってつけようって考えたですかね。

どうなんですかね頭いい人なんじゃないですか。

便利なもの考えますよね、重さもちょうどいい重さというか、規格ってあるんですかね。

どうなんでしょうね。

コップに文字が書いてあるんですけど、何かアルファベットで、KYUCEと書いてあるけど、これなんて読むんですかね。

 

とか、何でもいいんですよ。それを1人でやればいいんですから。訓練なんでね、今目の前にあることに集中して気づくための訓練なんで意味分かんなくてもいいんです。それを相手の言葉も自分で言ってみたりとか、何でもいいんですよ。

 

なぜ目の前のことに集中した方がいいのかっていうと、それはあなたが会話の主導権を握ることができるんですよ。そうすると、相手のですね、承認欲求を満たしてあげるっていう意味でも、私の話を聞いてくれっていう人に対して、私すごい聞いてますよっていう反応してあげたら、必然的に相手から好意を持たれるわけですよ。

 

逆もしかりで別に好意持たれたくない相手だったら、集中するの反対なんで、目の前のことに集中しなければいいんです。

 

まとめると、会話をするときに陥りがちな状況は自分のことを中心に考えてしまう、そうならないための訓練法は目の前にあることやものに対して1人2役で、架空の会話をしてみる、なぜそうすべきなのかはあなた自身が会話の主導権を握ることができるから、ということですね。

 

会話の主導権を握りたくないって人いないですよね?いるんですかね。まぁこれも技術の一つなんで、ぜひ覚えていっていただいて今日からですね実践していただけると、嬉しいなと思います。

 

はい。では今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

※音声配信したものを編集して文章にしてます。

ご興味ある方はSpotifyで検索するか時折音声埋め込みしますのでよろしくお願いします。