言い訳と説明の違い

どうも、丸山です。まずはおめでとうございます。

ということで今日は言い訳と説明の違い、というようなテーマで話をしていきます。

似て非なるものです。何を持って言い訳とするのか、何をもって説明とするのか。

この違いとはなんでしょうか。

 

はいこれは聞き手と話し手の意見の相違によるものです。

 

仮に仕事だとして、頼まれた成果物があるとしましょう。

〇週間後までにこういう仕様で作ってきてと言われて、わかりましたと受けてその通り作って提出したとします。ただここで、これ違うよ間違ってるよと言われました。

そうなると、いや違うんですよそうじゃなくてとか、これこれこうなんですとか、受けた方は説明をしようとしますよね。

これは言い訳だろうが説明だろうが何かしらこういうわけですよ。自分はこういうふうにしたんです、いや作ってって言われたんで、こういう仕様で作ってって言われたんでこうやって作ってきたんです。って言いますよね。私が悪いわけじゃないんです間違ってないですって。

 

もう一つ家庭だとして。

奥さんから旦那さんにいつも使ってる卵買ってきてと頼んだとしましょう。

頼まれた旦那さんは言われた通り白い卵を買ってきました。

ただ帰ったら、いつも赤い卵を使ってるんだと。赤い卵じゃなきゃ嫌だから買い直してきてなんて言われました。そんなこと言われても困りますよね。

同じ卵なんだから白でもいいじゃないかと、いつもと言われたって知らんよと言い返すわけです。

 

これは受けた方からすると説明なんですね。

受ける側が伝えるときの話っていうのは、説明をしてると思って話すわけですよ。

ただ、その話を受け取る相手、頼んだ相手からすると、それは説明だと思って聞けないんですよね。言い訳だと捉えることが多いんですよ。これってなぜだと思いますか?

 

はい。これは双方の意見が食い違っているからなんですね。

そのうえで求めた結果と違うことを正当化しようと言い訳をしているように映るわけです。

 

逆の立場を考えてみて、もし仮にあなたが誰かに何かを依頼したとします。

これやってきてあれやってきて、で言ったことと違うことをやってきたとします。

そのときにこれお願いしたことと違うんですけどって言いますよね。

そのときに相手がいや違うんですよ。これこれこういうことで、と話をしてくるとするじゃないですか。それをこの人は説明をしてくれてるんだなっていう穏やかな心で聞けますか?

人間ができてる人格者だとかそういう人であれば聞いてはくれると思うんですけど、ただ、言い訳をするような人なんだというように捉えられてしまう可能性が高いということです。自分の意見を言いたいと言ってる側は説明として言ってるんだけど、聞く側は言い訳として捉えてしまう。

 

これを解決するためには、姿勢を整えることが必要です。

説明を伝えたい人と言い訳を聞きたくない人。

どちらの立場でも、まず最初に相手を否定する言葉を投げかけてしまいがちなんですよね。いやそうじゃなくて、とか、違うってこれはさ、みたいな。

 

そうではなく、まず肯定してあげるんですよ。

やっぱりそうなんですね、なんかそんな気がしてたんです、確かに言う通り。

肯定クッションを挟んだあとに、短く簡潔にまとめて伝えると、相手が話を聞き入れてくれやすくなります。

 

言い訳と説明の違い。その人の置かれてる状況によって、それぞれの考えてることって違うんで、そこで意見が合致しないんですよね。

あなたと相手は同じことを思っているわけではないんですね。

 

あとは、人はやらないことできないことを正当化する理由を考える天才なので気を付けてください。俺は私は悪くないんだよっていうような。心当たりありますよね。

 

言い訳も説明も同じような言葉の言い回しというか、雰囲気が近いんでそれをどういうシーンで話をしてるのかっていうの、どっちの立場にあっても、理解をすること、理解をしてあげることです。

これができるようになるとですね、人より一段上の視点から会話というものができるようになっていきますので、双方の考え方や意見を尊重しましょう。

 

はい。ということで言い訳と説明の違いというテーマで話をしていきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

※音声配信したものを編集して文章にしてます。ご興味ある方はSpotifyで検索していただくか時折音声埋め込みしますのでよろしくお願いします。