いきなり本題を話さない

はい空気清浄機をですね、買いたいっていうように前々から思ってまして、今家に空気清浄機1台はあるんですけど、別の部屋にも空気清浄機欲しいなって前から思ってたんです。そうですねなんか空気清浄機っていろいろ性能があって、私花粉症なんですけど花粉があると鼻が詰まったりだとか、外から帰ってきたりとかしたときに、洋服って花粉付いてるじゃないですかだからですね‥いやいやいや待って待って何の話をしてるんですかと。

 

はい。ということで、どうも丸山です。

今日はいきなり本題を話さないというようなテーマで話をしていきます。今のですね。

いきなり本題を話してみました。どうですか。なんだこいつって感じですか。

いや待って何の話してんのっていうようにね、いきなり本題を話されたらそういう反応になります。

混同しやすいので先に、本題からと結論から、これは別です。話すときは結論からなんですがこれはまた別でやります。

 

いきなり本題を話すと何でこんなように反応するかって言う、これはもう結論からなんですけど「聞く姿勢」が整っていないからです。

相手に聞く姿勢が整ってないから話をしても何の話をしてるのかよくわからないし、話が入ってこないというようなことです。

 

雑談が大事なんて言うじゃないですか。雑談なんて無駄なことしてないで早く本題話そうよって考えたことないですか?特にせっかちな人に多いですね。私のことです。

はいこれはなぜ雑談が大事かというと、相手に聞く姿勢を作ってもらうためなんです。運動でいうとストレッチとか軽いジョギングみたいな。いわゆる準備、助走ですね。

 

イメージ湧きやすいのはあれですかね。よく映画とかであるようなシーンで、銀行というか、銀行家と事業家が銀行の別室で話をするみたいな。なにか余計な話をして、本来のお金の話はその後にするっていうシーン。あれもお互いの聞く姿勢を空間ごと作っていくための準備ということですね。

 

つまり準備すっ飛ばして急に話しかけられると反応できないわけですよ。

後ろの方から来た人が突然挨拶してきたとして、意図せず無視してしまうことってないですかね?聞く姿勢が整ってないんで、たとえ挨拶みたいな簡単なことでも「あっ…お、おう」みたな反応って誰でもしたことあると思うんですよ。

 

逆もしかりで、挨拶したのに無視されたっていうように感じる。ただそれって相手に聞く姿勢が整ってなかったから、ただ聞き過ごしてしまっただけとかっていうね。

そんなようなこともあり得るわけですよ。

 

はいそれでいきなり本題から話すと相手に聞く姿勢が整ってないので話を聞いてもらえないっていうのはわかったと。そこでどうしたらいいのかっていうような話なんですけど、起承転結で話すということです。

これなんとなくのイメージでいいです。起承転結って言葉自体はイメージ用なんで詳しく理解する必要ないです。国語のテストじゃないんで。

で、あなたも日常の会話もしくは独り言で実は起承転結繰り返してますよっていうことに気付いてましたか?

 

どういうことかというと、冒頭の方に空気清浄機の話したんでついでに、空気清浄機って花粉除去する機能が付いてる物もありますよね。

例えば花粉について考えたとして。

起、花粉多いな。

承、花粉症になったかも…病院って何科に行けばいいんだろう。

転、耳鼻科かな。市販薬でも効くんだろうか。

結、耐えられなくなったら行くか。

みたいな。これが正しい起承転結かどうかは知りません。そこはどうでもいいです。

 

つまり、どんな話でも4つに分けて考えてますよ、ということなんです。

上の例で言ったら本題は薬ですよね。ただ誰かに話をするときにいきなり薬の話してもなんの話?となるので聞く姿勢を作るためにまず花粉の話をすると。

で病院だなんだと簡単に雑談を交わした後、本題の薬の話をするという流れですね。

 

これが本題をいきなり話さないこととどう関係があるのか。

これは起承転結っていうものを普段から繰り返してるということに気付いて雑談の訓練に利用するということです。

雑談ってなんだどうやってするんだっていうところで、そのための訓練ですよね。

独り言、日常の会話、これって実は雑談の訓練になってたんだと気付いて意識するだけで捉え方が全く違ってきます。そんな長いこと話す必要もないですから簡単です。

 

要は相手に聞く姿勢を作ってもらうための雑談ですから。

今から私話しますよ、あなた話を聞きますよ、あなた私から話しかけられますよ、聞く姿勢整えてください。

っていうことを伝えてあげるためのことなんで、これは何の意味がなくても、何の脈絡がなくても何でもいいです。

何でもいいんで急に話しかけずにいきなり本題に入らずに周りから固めていくっていうことですね。

 

いきなり本題に入らない。はいこれはわかりましたと。

それはなんでって言ったら、人は急に話しかけられると話を聞く姿勢が整ってないんで前振りだとか雑談で相手に聞く姿勢を作ってあげましょうということですね。

それはどうやってやるかって言ったら、普段から起承転結っていうものを繰り返していることにまず気付く。

それに気付いて反復して習慣にしていく。

そうするといきなり本題を喋らずに、雑談、前振りをしてから相手に聞く姿勢を整えてあげるような状態を作ることができるようになる、というようなことです。

 

あとはですね、定型文みたいな感じで決めておくのもいいと思います。

慣れるまで、即効性のあるやつが欲しいってとき、初めのうちは定番ですけど天気の話、気温の話、この辺は汎用性高いです。

夏なら、あー暑いですね。ところでなんですけど

冬なら、あー寒いですね。ところでなんですけど

春なら、あー暖かいですね。ところでなんですけど

秋なら、あー肌寒いですね。ところでなんですけど。

もう全部同じなんですけどそれで相手に聞く姿勢がね、この人今から何かを自分に話しかけそうだなっていうのがね、伝わればいいんで、何でもいいです。

 

やっていくうちに楽しくなってくるというか、レパートリーも増えてきます。

初めのひと言ふた言から話が膨らんでいくなんていうね、こともありますので。

 

というようなところで今日は以上となります。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

※音声配信したものを編集して文章にしてます。ご興味ある方はSpotifyで検索していただくか時折音声埋め込みしますのでよろしくお願いします。