単細胞であれ

どうも丸山です。まずはおめでとうございます。

ということでですね、今日は単細胞であれというようなテーマで話をしていきます。

単細胞ね。単細胞多細胞とかって言いますよね。単細胞生物、アメーバとかゾウリムシですか。昔にね、習いますよねそういうのって。

 

単細胞って言うとどんなイメージですかね。単細胞な人っていう。

悪口みたいなもんですかね。バカとか抜けてる人、何にも考えてないなっていう人みたいな。もちろんマイナスの意味で言ってることではないです。

 

人が喋れない理由、会話で話せない状況ってどんなときですかね。

恥ずかしい、人からどう見られるのか不安、変なふうに思われたらどうしよう、相手からの視線目線が気になる。そんな感じですかね。

人は人のことを気にしてない、なんて言いますけども目の前にいる人はさすがにね、1対1だとか、会話してれば見ますからね。

気にする気にしないっていうところはさておいても、見てはいるわけですよね。

 

そういう感情って何で生まれてくるんでしょうか?

人と会話をできないときになる原因っていうもの、これって何ですかね?

というのは、単細胞であれというところでなぜ単細胞なのかっていうと、会話が苦手だっていう人の潜在意識の中にですね、とある三つのことがあるからなんです。

 

まず一つ、見栄です。見栄っていうと、見栄っ張りだとか、いいふうに見られたい、変な人だと思われたくないとか。

 

二つ目は恥。恥ずかしいっていうのはもうまさにそうですよね。言葉につっかえたら恥ずかしい、間違ったことを言ったら恥ずかしい、何を持って恥ずかしいというのか。

 

三つ目、高すぎるプライド。自尊心ですね。会話に台本ってないじゃないですか。

ということは、人とフラットに会話をするとき、ふとしたときに内なる自分が出るときがあるんですが、それを見せたくない。隠したい。それを見せてしまったら批判を受けるかもしれない、プライドが傷つくかもしれない。恐れにも似た感覚なわけですね。

 

この三つ、見栄恥プライド。会話をすることにおいて、何の役にも立たないので今すぐ捨ててください、っていうそのぐらいいらないものです。

会話をすることが上達したいだとか、コミュニケーションの技術を向上させたいっていう部分で、何かを得ようとしてるわけですよ。

何かを得るってことは何かを捨てる、こういう表現は聞いたことある人もいると思うんですけど、今持ってるものを何も捨てないで何かを得ることってできません。

コミュニケーションに限らず、得るためには何かを捨ててきたはずです。

捨てるという言葉は出費、投資、譲渡と言い換えることもあります。

この最たる例は時間です。これを読むにも時間を投資していますよね。

そういうことです。

 

でまずはそこに気づくと。話上手聞き上手、コミュニケーション上手、こういう方向性になっていくのであれば、見栄恥プライドは捨てる。それを捨てるにはどうしたらいいか。これが単細胞になることなんですよ。

 

単細胞ではない、多細胞の人の気持ちもよくわかるというか、私は元々めちゃくちゃな多細胞だったんですね。言葉の端々まで気にする、正しい日本語が使えてるか、バカにされないか、などなど人と話をするときにそういうことを考え始めると、もう言葉が出てこない。喋れなくなっちゃうんですよね。いろんなことを考えすぎて。

単細胞って言ってますけど、いや待てよそもそも単細胞って何だ、どういう意味だっけ、単純?単純って何なんだっけ?細胞って言葉の使い方あってるのかな?

みたいな感じで、なんて言ったらいいかわからないから黙るみたいなね。

なので雑念を振り払うためにも、余計なことを考えないためにも単細胞になって見栄恥プライド、捨てた方がいいですよというようなことです。

 

単細胞と聞くと、いい意味で捉える人ってなかなか少なくて、初めての人に自己紹介なんかするときに、見栄なし恥なし単細胞です、っていうね、こういうように言ったりすることもあるんですけど、いやいやいやって反応返ってくるんですよ。

いやいやいや、そんなことないですよみたいなね。良くない意味で捉えてるから、そういうような反応が返ってくるわけですよ。

これね、すごい意味で言ってるんですよ。単細胞、素晴らしいじゃないですか。

臆することなく、何にもとらわれず、ただ今思うがまま、思ったことを話す。

この単細胞っていう状態を身につけるためには、思ったことが言葉に出るんで、その思う部分を変化させていくってことはね、必要ですよ。

変なこと考えてて、それがそのまま言葉に出て、そしたら会話にならないっていうね、こともあると思うんで。

 

この単細胞っていう人がもっと増えたらいいと思います。

人からバカだなとかアホだなとか言われたっていいんですよ。

あなたにとっての最悪を考えてみてください。話が苦手なんだったら、会話が苦手なんであれば、言葉が出てこないんであれば、会話をする上で一番嫌なことは何ですかって、それを考えてみてください。

 

人が行動を躊躇するときって、こうなったら嫌だなとか、まずいなって、あなたにとっての悪いことを考えてしまうからなんですよ。頭の回転もそうで、言葉を喋ろうとしたときにそういうことを考えてたら、喋ることはできなくなってしまう、止まってしまうんですよ。

 

もしあなたの思う最悪が起きないんだとすれば、、恥ずかしい奴だなと思われたとしても、全然プライドないやつだなしょうもないみたいなね、思われてもいいんですよ。

 

はいなのでね。見栄恥プライド、これは会話をする上において一つもいりません。全て不要なので今すぐ捨てましょう。そしてそうするには単細胞であれと。

最悪を考える。最悪が起きないんであれば、単細胞だっていいじゃないというそんなようなお話でございます。

 

ということで、今日は以上となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

※音声配信したものを編集して文章にしてます。ご興味ある方はSpotifyで検索していただくか時折音声埋め込みしますのでよろしくお願いします。